地盤調査には、時間と費用がかかります。時間に関しては建物を建てる前に行う必要があるため、建築のスケジュールに影響を与えないためにも余裕を持ってとりかかると良いでしょう。また費用も実際に調査してから変動する可能性があるので、多めに確保しておくと不安なく調査が行えます。
ここでは、地盤調査にかかる時間と費用の詳細を紹介します。
このページで分かること
地盤調査は、調査内容によってかかる時間が異なります。いずれの調査であっても、共通するのは天気が良い日を選ぶ、ということです。以下では地盤調査方法ごとにかかる時間の目安を紹介します。手配を終えて実際に作業開始してから終了までの時間を記載しているため、それ以前の準備に関しては別途時間が必要です。
ボーリング調査は、ボーリング機械を使って地面に穴を開け、そこにハンマーを落下させて地盤の硬さをチェックするという方法です。大がかりな調査であるため、大きな建築物を建設する予定の土地で行われることが多いです。
時間としては、1日~数日程度です。ボーリング機械を用いて行われるため、調査には少し時間がかかってしまいます。数日の余裕を見ておくと、余裕を持って調査が行えるでしょう。
SWS試験は、スウェーデン式サウンディング試験といわれており、先端がスクリュー状のロッドに重りを付けながら回転させていき、地盤の強度を調査するという方法です。建物の荷重は隅にかかるのが基本なので、建物が建つ予定の四隅と中心が来る場所の合計5ヶ所を計測します。
1ヶ所あたり30分~1時間が目安なので、数ヶ所を調査してもおよそ半日から1日ほどで調査自体は完了します。1日確保しておけば問題なく終えられるでしょう。
平板載荷試験は、地盤に直接力を加えて地盤が支えることのできる力の大きさ、いわゆる支持力を調査する方法です。
平板載荷試験の場合、装置を設置してから撤去するまでの時間は約4時間です。半日あれば作業は終えられてしまうため、比較的容易に調査ができるでしょう。
地盤調査にかかる費用は、土地の広さや規模、そして調査方法で異なります。どの程度の費用がかかるのか、地盤調査の方法別に紹介します。
ボーリング調査は大がかりな地盤調査であることから、20~30万円程度の費用がかかります。機械を使用する費用も含まれるため、他の地盤調査よりは高額です。
天候が悪化して数日にわたって調査を行う必要がある、追加で日程を組まなくてはいけなくなる、というケースがあると、追加で数万円~数十万円の費用がかかることもあります。
SWS試験は、5~10万程度が費用の相場です。
5ヶ所程度を調査するのが一般的な調査方法ですが、調査する場所分すべてで5~10万円程度が費用相場となるため、地盤調査の中では安価に行える方法です。
平板載荷試験は、1ヶ所の調査につき8万円程度が基本的な費用です。土地が広くて数ヶ所分の調査を依頼するとなると、1ヶ所の調査費用×調査する場所分、という計算になります。
ただし業者によって費用が異なり、5万円ほどで調査を請け負っている業者もあれば、15万円かけないと調査ができないという業者もあるため、業者による差が出やすい調査方法です。
A. 調査方法によって異なりますが、SWS試験や平板載荷試験は半日〜1日程度、ボーリング調査は1日〜数日かかるのが一般的です。余裕を持ったスケジュールで計画することが重要です。
A. はい、影響を受けることがあります。雨天や悪天候の場合は正確な調査が難しくなるため、日程が延期されるケースもあります。スケジュールには余裕を持たせておくと安心です。
A. 調査方法によって異なりますが、SWS試験は5〜10万円程度、平板載荷試験は1ヶ所あたり5〜15万円程度、ボーリング調査は20〜30万円程度が目安です。あらかじめ余裕を持った予算を確保しておくと安心です。
A. 天候不良による日程延長や追加調査が必要になった場合、費用が上乗せされることがあります。また、地盤の状態によっては調査箇所が増えることもあり、結果として費用が高くなるケースもあります。
A. 建物の設計や建築計画に影響するため、できるだけ早い段階で依頼するのが理想です。調査結果によっては地盤改良が必要になるため、工事スケジュールに余裕を持たせることが重要です。