地盤調査は自分でできる?

地盤調査は業者に依頼するケースがほとんどですが、自分でも簡易的な調査は可能です。ここでは自分で地盤調査をする方法を紹介します。

このページで分かること

  • 地盤調査を自分で行える範囲と専門調査との違い
  • 簡易的に地盤の強さを確認する具体的な方法
  • 周辺環境や地形から地盤リスクを判断するポイント
  • ハザードマップや国土地理院地図の活用方法
  • 自己調査と専門業者への依頼を使い分ける考え方

地盤調査は自分でできるのか

地盤調査は、簡易的なものであれば自分で行うことができます。ただし、あくまで簡易的な調査のみです。実際の地盤は、機械を入れて詳しく調べてみないとわかりません。

地盤の強さの目安はある程度調べておき、最終的に購入して家を建てようと思っている土地に関しては、地盤調査を専門とする業者に依頼することをおすすめします。

自分でできる簡易的な地盤調査の方法

高低差を測るために周囲の建物を観察する

周辺の家や土地よりも低くなっている土地は、大雨のときに水が集まりやすく、地盤が弱くなっていることもあります。また、周囲の家の基礎部分に亀裂が多く入っている、電柱が傾いているという場合も注意しましょう。周りの建物をよく観察してみると、地盤の状況がよくわかります。

旧地名を確認する

地名は時代とともに変わっています。法務局や地域の図書館などでは、旧地名が調べられます。旧地名というのは「字」「小字」のことです。

字には、自然災害や地質・土壌に由来した名がつけられていることが多く、旧地名を調べると土地の特性がわかることもあります。

ただしあまり関係ない地名が当て字でつけられていることもあるので、参考程度にとどめておきましょう。

ハザードマップを確認する

ハザードマップとは、被災する可能性がある区域や避難場所、避難経路などを示した地図です。各地区町村で入手・閲覧ができ、インターネットで公開している地域もあります。

万が一に備えて公開されている情報ですが、万が一はいつ起こるかわかりません。ハザードマップで、大雨などで川が氾濫した場合にどれぐらい浸水するかの予想が示されているため、土地が浸水地域に該当しないかどうかをチェックしましょう。

国土地理院地図を確認する

国土地理院地図では、戦前までさかのぼって空中写真や衛星画像が確認可能です。時代ごとにどのように土地が使われてきたのかを調べられます。

今では思いもよらない用途で使われている土地もあり、昔からの使われ方をチェックすることで地盤の強度もある程度予測できます。

実際に現地を訪れてみる

データで地盤調査をするだけでなく、実際に足を運び、自分の目で地盤の状態をチェックしましょう。歩くだけでも地盤の固さはわかります。

データ上では昔田んぼで地盤に不安があるように見えても、年数の経過とともに絞め固まっていることもあり、特に問題のない地盤だった、ということに気付けるかもしれません。

特に、雨が降った後に現地を訪れてみることをおすすめします。いつまでも水が溜まっている場所、地面が湿っている場所は水はけが悪いことを示しており、地質に問題があるでしょう。

まとめ

地盤調査は、簡易的なものであれば自分でも行えます。気になっている土地があれば、まずは自分でできる調査から始めてみましょう。そして実際に購入を検討したい土地に出会ったら、地盤調査を専門業者に依頼し、詳しく調べることをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q1. 地盤調査は自分でも行うことができますか?

A. はい、簡易的な確認であれば可能です。ただし正確な地盤の強度や構造は専門機器を用いた調査が必要となるため、最終的には業者への依頼が必要です。

Q2. 自分でできる地盤調査にはどのような方法がありますか?

A. 周囲の建物の傾きやひび割れの確認、旧地名の調査、ハザードマップの確認、過去の土地利用のチェック、現地観察などがあります。これらを組み合わせることで地盤の傾向を把握できます。

Q3. ハザードマップはどのように役立ちますか?

A. 浸水や液状化などの災害リスクを事前に把握できます。地盤の弱さと関係しているケースも多いため、土地選びの重要な判断材料になります。

Q4. 現地確認では何をチェックすればよいですか?

A. 水はけの状態や地面の固さ、周囲の建物の傾きや基礎のひび割れなどを確認します。特に雨上がりの状態を見ることで、地盤の特徴が分かりやすくなります。

Q5. 自分で調べた結果だけで判断しても問題ありませんか?

A. 簡易調査はあくまで参考情報です。正確な判断をするためには、最終的に専門業者による地盤調査を行うことが重要です。