地盤改良におけるTG-m工法について

TG-m工法は、小規模建築物の建設に適しており、狭小地にも対応できるため、住宅密集地での地盤改良に活用されています。

本記事では四国で地盤調査や地盤改良を検討する際に知っておきたい、TG-m工法の基本について解説します。メリットやデメリットもご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

地盤改良におけるTG-m工法とは?

「TG-m工法」は回転貫入鋼管杭工法のひとつで、鋼管の先に先端翼と掘削刃を設けていることが特徴です。そのため貫入性能が高く、小型の杭打機でも施工が行えます。主に小規模建築物を建設する際の地盤に適用される工法です。

この工法は沖縄の地盤研究から生まれたものであり、クチャと呼ばれる粘土質地盤や琉球石灰岩といった沖縄特有の地盤に適しています。

地盤改良におけるTG-m工法のメリット・デメリット

メリット

  • 狭小地でも施工できる
  • 残土が排出されないため残土処理費用がかからない
  • 施工時間が短く、低コストで工事が行える
  • 低騒音・低振動で周囲に迷惑にならない
  • 環境への負担が少ない
  • TG-m工法協会によるサポート体制がある

TG-m工法は地盤改良法の中でも、狭小地での施工に適しており、低騒音・低振動かつ環境への負担が少ないことが特徴です。材料の搬入は小型トラックでもでき、貫入性能が高いため、狭小地でも施工が可能。騒音や振動の影響が小さいことから、住宅密集地でも施工しやすいとされています。

また残土が排出されないこと、施工の効率が比較的高く、工事費用を抑えやすい点も利点の一つです。加えてTG-m工法協会によるサポートが受けられるため、工事の品質に関する懸念も軽減されると考えられます。

デメリット

  • 大規模建築物には適応できない
  • 適用できる地盤の種類が少ない
  • 規模の違う建物であれば建て替えの際に再施工が必要となる

TG-m工法による地盤改良は、大規模建築物には適応できません。そのため一般住宅の範囲内でしか利用できないことがデメリットと言えます。適用できる地盤の種類も少なく、基本的には砂質地盤と粘土質地盤に限られます。腐植土地盤であれば、その他の工法を検討する必要があります。

さらに同じ地盤に規模の違う建築物を建て替える場合、再び地盤改良工事を実施する必要が生じる場合もあります。同規模の建築物であれば再使用できますが、再施工にあたっては、追加の費用や手間が発生することも考えられます。

まとめ

地盤改良におけるTG-m工法は、小型の杭打機で施工でき、材料も小型トラックで搬入できることから狭小地でも採用しやすいとされています。騒音や振動、環境への負担も少なく、住宅地でも活用されやすい工法でしょう。四国で地盤調査や地盤改良を検討しているなら、TG-m工法を選択肢のひとつに加えてみてください。