地盤改良におけるエスミコラム工法について

「エスミコラム工法」は地盤改良方法の一つです。軟弱地盤に対して地下20mまでのコラム体を形成して地盤の強度を高め、その上に建てられる建造物の支持力を高めます。

ここでは四国で地盤調査・地盤改良を検討する際に知っておきたい、エスミコラム工法について解説します。より良い地盤改良法を知りたいと考えているならぜひ参考にしてください。

このページで分かること

  • エスミコラム工法の仕組みと地盤改良の基本概要
  • コラム体を形成して地盤強度を高める原理
  • 軟弱地盤に適用される理由と目的
  • 対応可能な土質と施工範囲の広さ
  • 環境負荷や施工性の観点から見たメリット

地盤改良におけるエスミコラム工法とは?

エスミコラム工法の概要について

エスミコラム工法とは軟弱地盤の改良のために用いられる工法です。軟弱地盤の上に建てられる建造物の支持力を高められる方法として、1980年から採用され始めました。

目的

軟弱であると判断された地盤の強化のために用いられる工法です。軟弱地盤の上に建造物が建てられると、地震や大雨などの天災によって建造物に被害が及んでしまうことがあります。

エスミコラム工法は軟弱地盤を強固にし、揺るぎにくい地盤を形成することを目的として行われます。コラム体と呼ばれるものを深さ20m程度までにわたって形成し、構造物にとって不安のない地盤を作り上げることが目的です。

方法

  1. 杭芯をセットする
  2. 地面に向けて掘削する
  3. スラリー吐出口で土とセメント系固化材を強制撹拌する
  4. ロッドを掴みかえる
  5. 先端部で反復撹拌する
  6. 地盤に円柱形の改良体を造る
  7. ロッドを引き抜いて混合攪拌する

地盤改良におけるエスミコラム工法のメリット

砂質土・粘性土・ロームに対応

エスミコラム工法では、砂質土・粘性土・ロームなど、さまざまな土質に対応できます。地盤改良の方法によっては、対応できない土質があるかもしれません。しかしエスミコラム方法なら、土質を問わず対応しやすいでしょう。

コラム体が安定していて強度向上が期待できる

地盤調査にて軟弱地盤であると判断された土地にエスミコラム工法で施工すると、安定したコラム体によって地盤の強度が大幅に高まります。撹拌翼で混合攪拌し、地盤を均一にできるためです。

環境への負荷が少ない

環境への負荷が少ないこともメリットの一つです。エスミコラム工法の施工時は振動や騒音が起こりません。また残土搬出も少ないため、環境への負荷が少ないという優れた特徴を持ちます。

よくある質問(Q&A)

Q1. エスミコラム工法とはどのような地盤改良方法ですか?

A. 地中にセメント系固化材を混合しながら円柱状のコラム体を形成し、地盤の強度と支持力を高める地盤改良工法です。

Q2. どのような地盤に適していますか?

A. 軟弱地盤に適しており、砂質土や粘性土、ローム層など幅広い土質に対応可能です。

Q3. どのくらいの深さまで改良できますか?

A. 一般的に地下20m程度までコラム体を形成することができ、深部まで地盤を補強できます。

Q4. メリットは何ですか?

A. 均質で安定した改良体を形成できる点や、幅広い土質に対応できる点、さらに振動や騒音が少なく環境負荷が低い点がメリットです。

Q5. なぜ強度が高まるのですか?

A. 地盤と固化材を撹拌して一体化させることで、均一で強固な柱状の改良体が形成されるためです。

Q6. 周辺環境への影響はありますか?

A. 振動や騒音が比較的少なく、残土の発生も抑えられるため、周辺環境への影響を軽減しながら施工できます。

まとめ

地盤調査にて軟弱地盤であると判断された土地には、エスミコラム工法が適しています。エスミコラム工法ではコラム体を地下20mにまでわたって形成することにより、地盤の強度を高められるためです。また土質を選ばないため、施工できる範囲が広いこともメリットの一つと言えるでしょう。

環境への負荷が少ないことから、地球環境保護の意識が高まっている現代において適した工法です。もし四国で地盤調査や地盤改良を検討しているなら、エスミコラム工法も選択肢に含めてみてください。